大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

こあら的デイリーライフ日誌様の オ・ト・ナの飛騨方言 その2

戻る

ブログ・こあら的デイリーライフ日誌 様がヒットしました。 オ・ト・ナの飛騨方言をテーマに身内で盛り上がっておみえのようです。 仲間にいれてもらたい気もするのですが、 良い方々ばかりのようですし。

余談はさておき、だばえた、の語源について、だっしゃもない+げばいた、 という事ではないかとの記事には思わず絶句、確かにその通りですね。 当サイトでも既に古語辞典を調べて別稿・だばえるだばえたを記載していますが、 他ならぬ筆者自身が小生の記事を嘘っぽく感じてしまいました。

さて、方言とて差別語、罵詈雑言(ばりぞうごうん)の使い方は時と場所による、 と言う事で難しい事ですね。 今日は思いつくまま罵詈雑言を書きましょう。
飛騨方言     共通語
がさな顔     がさつな顔、ブス
だっしゃもない顔 ブス
こづらにくい顔  つらが憎憎しげ、小生意気
おぞい顔     悪悪しい顔
おぞいやつ    ひとでなし
胸にガデがない  ぺちゃぱい
たあけたいな事  ばかばかしい事
はんちくたい奴  万事が癇に障る奴
よわったやつ   困り者、困ったやつ
とうろくせい   とろくさい、愚図
しみたれ     けちん坊、衣服が乱れている人
まだまだ飛騨方言の罵詈雑言がありますね。 しかしながら表現の自由とは言え これ以上書き続ける事は、さすがに気が引けます。 また、だばえた、という言い回しですが、 お気の毒なこと、という表現でも使用が可能ですから、 悪い言葉だから使わないほうがいいとも一概には言えません。 使うにしても、全てTPOですし、然も必ず冷静に使いましょうね。 ついカッとなって話したらおしまいなんやさ。 しゃみしゃっきり。

ページ先頭に戻る