いじめによる幻聴
高校2年生の女子高生が来室されました。夜、勉強中に自分を罵倒する声が聞こえてくると云う。よくよく聞くといじめトラウマのフラッシュバックであった、中学2年生の頃に複数の生徒から体型についてからかわれたと云う。トラウマ処理の方法で短期間で可能な収納イメージ法がある。昔から使われている壺イメージ法である。「深呼吸とリラックスをしながら瞼にイメージをしてもらい、海の深い深い海底に箱がありその中にいじめの記憶や思い、感情などもろもろをその箱の中に入れ頑丈な鍵を掛けて、それから海面に向かって自分の目指す目標をつぶやきながら海面に出て太陽に挨拶する」といった具合である。この技法を数回繰り返すと本人さんが収納イメージ法のやり方を覚えて辛くなったら自分でやるようになり、幻聴も聞こえなくなったと云う。その後も特に問題なく高校生活を過ごされている。いじめのトラウマで苦しんでおられたら是非相談してください。
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