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犬山心理相談室はカウンセリング専門機関です(臨床心理士登録番号160号)

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こころブログ


視線恐怖・正視恐怖
視線恐怖は人の視線が苦痛なほど気になる状態です。正視恐怖は自分が人を見ると相手が不快になるのではと思う状態です。どちらも日常生活て゛支障が出て引きこもらざる得ないほど深刻です。男性、21歳、大学生の方が来室されました。電車に乗ると反対側の人の視線が気になり苦痛で次第に自分が視線を向けると相手が不愉快な表情になるので、ますます視線が気になってきた。この一ケ月は就活もあるのに部屋から出ていないと云う。視線の置き場も分からない自分だけなのかという思いが強いと云う。非常に緊張感が強いので筋弛緩法と呼吸法を日常生活で多用するように教示し、多くの人はあなたを景色のように見ている、あなたの視線は快適な物を出来るだけ見るように伝え、視線について多方面から話すように促しました。その後、夢の報告もあり「怒り、敵意」が本人の心の奥底にあるのが理解されていきました。それと並行して自律訓練法と外出の際のイメージトレーニングも実施しました。その後は視線は気になるが電車にも乗れるようになり街に出かけれるようになってきました。視線はある程度は気になって当然と伝え、本人さんは就活にも励むようになっています。昨今、視線正視恐怖の相談は減少傾向ですが悩んでいる方は多いと思います。視線正視恐怖は改善しますので気軽に相談されたらと思います。 こころブログに戻る

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