あれ、ようきてくださったナ。あんきにしていってくりょ。飛騨方言の勉強といっても、苔の生えたような古臭い学問だけではありません。飛騨方言とて進化する。飛騨から文化、つまり新しい言葉が発信される時代に来ているようです。片仮名のあやしげな造語でもよいのですが、それは何故あやしげなのか、例えば@ィルトーゾ、これらについては★変な語のコーナーに詳説しましょう。当コーナーでは変でない語についてご紹介します。
誤解のないようにあらかじめお断り申し上げますが、当サイトは罪の無い言葉のお遊びを目的としています。食べ物の名前の紹介はしてもグルメ談はしません。また、数あるネット記事から特定の商品等をお勧めする目的で記載しているわけではなく、命名のユニーク性、つまり共通語にないもの・方言らしさ、及び飛騨の歴史に深く根ざしている古くて新しい言葉を論じます。
Bttta ビッタ
飛騨方言・好きやお(2)
飛騨方言・好きやお
- いもつかげ
- 牛玉焼き たこ焼きの一種ですが中身がタコの代りに飛騨牛という贅沢品です。タコの名前を牛に置き換えて牛焼きとしてはステーキと間違えられるからいけない、だから牛玉焼きですね。メリケン粉をまぶした文字通り牛玉を焼くわけでしょう。焼きそばならば、具が牛肉と卵、という意味になりましょうか。
- ごぼうつかげ
- サルボボ
- さるぼぼキティー サルボボは猿のボボ・赤ちゃん、の意味の飛騨方言の人形ですが、キティーちゃんの形のものも売られているようですね。題して猿猫です。あるいは猿子猫と言うべきか。
- せんだい畑
- 白いソロバン 新聞記事ですからリンク切れにいずれなるでしょう、飛騨市神岡町の山之村地区の寒干し大根を算盤に見立てています。
- ずんべ飛ばし 新しいゲーム。老若男女を問いません。九メートルいけばチャンピオン。
- ちょける・ちょけらまいか大会
- 漬物ステーキ
- トマト丼 とまとどん、と言い平成13年頃から一躍、下呂の名物になった料理です。下呂合掌村隣の菅田庵のご主人、岡田周平さん、の創作。
- 初夢花火
- バリアフリー観光
- 飛騨コンロ コンロ・七輪にも各種あり、
色々と命名されていましょうが、飛騨コンロとは卓上の小さな民芸調コンロの総称として、最近になって使われ始めた言葉ではないでしょうか。別名を大名コンロと言う、とのネット情報もあるのですが、それとて最近の造語でしょうね。珪藻土をくり貫いて焼成する、なにやら墨の文章が書かれている、及び、一人ないしせいぜい二人用で小さくてかわいい、というのが飛騨コンロなのでしょう。
- 飛騨デザイン 飛騨は木工家具の生産が盛んです。飛騨の木工家具に限ってこの言葉を使って行こうという運動という事でしょう。
- 飛騨ドブロク特区
- ひのき畳と桧舞台 萩原にあるメーカーの登録商標のようですね。ひのき畳、という言葉がヒットしたものですからサイトにアクセスしました。木枠のベッドなので、その事を示すのかと思いきやさにあらず。畳床がひのきのチップ、つまりイグサの下は凡てひのき。またこのベッドを直に洋間に置くよりも、和風式の敷物の上に置いたほうが、と言う事でこの敷物がこれまたひのき製で、その名が、桧舞台。これも商標かしら。
- 氷点下の森 うーん、忘れましたが昔、一度訪れました。一面が氷の景色に呆然とした事は覚えています。問題は交通アクセスですね。一歩間違えば死にます。冬道に絶対自信のあるマイカーの方以外は濃飛バスをご利用くださいませ。
- ぶり・ノーベル出世街道 少々長すぎる名前ですね。心意気は良し。
- 方言グッズ
- ぼっかさ便 岐阜新聞2007年12月11日ぼっかさ=歩荷さ。宮川町の特産品、しめ縄・朴葉みそ・年越しそば・いワサビもち・クルミもちの詰め合わせ。1985年にスタート。申し込みは電話0577(65)2246。
- 豆つかげ
- 豆つかげ ネットでショッピングと言う事でヒットしました、この食べ物。お菓子でしょうね。見た事も聞いた事もなかったものですが、拙著・つきあげをご参考までに。飛騨方言でテンプラの事をつきあげ、と言うのです。そしてこの商品は豆を揚げたもののようですね。つまり、豆つかげ、とは豆のつきあげ、つまり豆のテンプラが語源であろう、と佐七は見抜いたり。つきあげ・天婦羅、が既に訛って、つかげ、になっているとは、いやあ先ほどまで知りませんでした。
- 八日市 2006年からの国分寺の市
- 両面キヨスク!? JR高山駅のキヨスクの愛称。丹生川町の両面宿儺(すくな)伝説を文字った命名です。このユーモラスな名前こそ同キヨスクでの無償サービスの一服の清涼剤ですね。キヨスクだからすくなとは考えましたね。そう言えば、このキヨスクの隣に両面みたらし団子屋さんと両面飛騨そば屋さんもありませんでしたっけ。
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