大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

飛騨方言の自動詞・他動詞

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古代語の動詞にも自他対がありますが、活用の違いで自他対を区別し、肝心の動詞の音韻そのものは同一です。例、入る(自四)と入る(下二)、切る(他四)と切る(自下二)。これが時代を経て変遷し、更には文法則により自他の動詞対が大量に作られるようになり、現在に至っています。飛騨方言ではここに独特の音韻変化が加わるため、複雑さが更に増すのです。
総論
中等文法
自動詞・他動詞
山田文法、時枝文法
二拍動詞の促音便
ヴォイス voice
(飛騨方言)動詞の自他に関する一考察
各論
あやまる・あやまつ
いがむ・ゆがめる
いづ・いだす/精出いて
いのく・いのかす
おわる・おはる
かける・かからかす
くすがる・くすげる(1)
くすがる・くすげる(2)
くすがる・くすげる(音韻論)
くすがる・くすげる(語誌)
こつかる・こつける
くつく・くつける
こまる・こめる
すきとおる
する・させる
する・させる/サ行動詞連用形イ音便
つかかる・つからす
つくなる・つくねる
でる・だす
とおる・とおす
とがる・とんがらかす
にる
伸びる・伸べる
はつく・はつける
ひつく・ひつける(1)
ひつく・ひつける(2)
ぶつかる・ぶつける
やりつく・やつける

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